あくちゃん

パーフェクトブルーのあくちゃんのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.0
パプリカを見てこちらも鑑賞。
思った以上にトラウマ作品だった。

歌を歌いたいアイドルを目指して2年半…女優としての才も見いだされ、アイドルを辞め女優へ。
みんなの求める自分と自分がなりたい自分。
いつしか他者の思いが自分を歪めて、私じゃない私が主人公に。
光と影。

ダブルバインド…アイドルのミマが死んだ…女優になったミマの作品。

ルミちゃん…自分に出来なかった事を誰かに重ねて、あたかも自分であるかの様にルミちゃんは正真正銘のアイドルミマだったよ!
誰かの人生を生きる…自分を置き去りに生きたルミちゃん。
誰しも何処かにあるんじゃないか憧れ…。

誰かの思いが強く強くその人の思い通りの自分に…私は一体誰?

私は本物だよ!
あくちゃん

あくちゃん