"誰でも人は殺せる。でも犯人にはなれないんだよ"
とある事件を中心に繰り広げられる、実力派俳優による警察コント?
演技は気合いが入っているが、その気合いのせいで面白い様で面白くない。のかも判断つけ難い。
若き頃の風間杜夫と仲代達矢がぶっ飛んだ演技で、魅惑の世界へ誘ってくれる。
音楽は久石譲が担当しているので、不思議な世界観の物語に雰囲気を足してくれている。
今の時代には完全にフィットしないであろう"笑い"が、作品中に散りばめられている。
かと思えば、要所で理解するのに高度な感受性が必要なメッセージを投げかてくる。
メッセージは"愛"なのかな?って気はするけど全く自信がにゃ〜。www
終始、遊び心に溢れている作品なので観ていて好奇心は常に刺激された。
それが面白さに繋がることはなかったけど。
王道の作品に飽きた時の箸休めには最高かも。
結局、久石譲の音楽が流れるだけで作品の品格が上がる気がするなぁ。
この時代の作品の脚本や演技の仕方がコントの様に感じてしまったのかなど、いろいろと判断に悩む。
心に響くものはなかったが、脳ミソはかなり刺激された。
cast(役者·キャラ) 4
story(物語) 2.5
architecture(構成) 4.5
Picture(映像) 4
acoustic (音) 4.5
2022→27