評価低いけど、最近の行き過ぎた安っぽいSF作品とか家族の絆を振り翳した感動ポルノ作品より全然いい。やはりクレヨンしんちゃんは日常にS（すこし）F（ふしぎ）な現象が起こり、それをしんちゃんや春日部防衛隊のメンバーor 野原一家が解決していくというのが映画として目指すべき方向な気がする。
ヘンダーランドは間違いなく名作だが、この作品はそこを目指した凡作という印象。でも目指したところを評価すべき。そこを評価しないと製作陣がブレて、前述した、しんのすけが天才5歳児の域を超えた超能力者になったような安っぽいSF作品やら、コスパ良くヒットさせられる御涙頂戴作品を作るようになるから。
藤子不二雄Aの笑ゥせえるすまんとかをヒントに映画を作ればかなり面白くなると思うんだけど。
まあ結局最近は、名作ではなく、"売れる作品"を作るようになってしまったクレヨンしんちゃん映画だが、再び3分ポッキリ以前のような名作を作ってくれることを期待しています。
