百鬼園先生

乙女ごころ三人姉妹の百鬼園先生のレビュー・感想・評価

乙女ごころ三人姉妹(1935年製作の映画)
2.5
タレ目の主人公が高峰秀子そっくり。成瀬はあの顔好きなんだな。姉妹のため不幸を引き受ける中間子。救いのない話でも、長屋のお隣がのんきに三味線に合わせて桶作ったり、少女が包み紙のあんこ拭って食べる場面ぶち込むのさすが。手元足元へのパンダウン、向かい合う二階座敷のセット、レコードの音飛びからの惨劇が記憶に残る。