このキャストだったらもっと良い映画に出来たんじゃないか。ナタリーの覚醒待ち期の作品?
この映画は、お母さんがずっと裁かれ続けてる映画。正しく生きるのは難しい。お母さんが逃げたいのは田舎じゃなくて自分自身でしょう。失恋する時は独りぼっち。豪邸に乗り込むのに怖気づく。自分が否定される前に先制パンチで相手を否定する。自分よりテッドの方が親らしい?自分よりこのおじさんの方が娘と対等に知的な会話ができる?そういう全ての雑念から逃れる為に、「退屈」の烙印を押す。
女であり、母であり、人間である。全部を取ることは出来ないんだ。でも、良い母と良い人間は相関がある。