ホイットモア大統領

新リバイアサン/リフトのホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

新リバイアサン/リフト(1989年製作の映画)
3.5
輸入盤Blu-rayにて鑑賞。

便乗上等!
低予算上等!
全ては勢いとサービス精神でカバー!!!

そんなまさかのスペイン産作品。
なのに出てくるのはアメリカ人ばかり。
主人公に至っては潜水艦設計士の設定なのに、キャラや見た目は明らかに80'sアクション・ヒーローのそれ笑

ストーリーは、その主人公ウィックさん設計のイエローサブマリン1号が消息を絶ったから、2号で探しに行ってくれや。というありがちなやつ。絶対何かあるやつ笑

さらに2号には、別居中の妻、ハートマン軍曹、『ロボコップ』の廃液おっ被りマンことエミールが同乗。俺なら絶対に乗らない(そもそも1号も、ウィックさんの意思に反して軍が勝手に改造している)笑

んでもって、1人探査に出た乗員が案の定「どーしたー!何があったー!」になるんだけど、彼を襲ったものがまさかの…

海藻。

いや斬新ww しかもこの海藻がめちゃくちゃ脅威で、襲われると中々グロテスクな死に方をしちゃう笑
でもそれ以降、クライマックスはグチャネバモンスター祭を展開し、ちゃんと “デカい” ラスボスも登場(もちろんノーCG)。これが視覚的には超楽しいので、「パクリでも質より量で盛り上げるぜ!」という気概は評価したい!ビバ!80's!!

その他、R・リー・アーメイとレイ・ワイズが、なぜ自分たちが起用されたかを理解し、その需要と期待に見合った演技を提供してくれるのも見どころの一つ。