ゴッドファーザーのドン・コルレオーネを軸に描かれるマフィア同士の抗争の話。
誰もが知る3時間の超大作!初見だったけどこれは凄い!!
序盤の30分間はまさかの結婚式、、。完全に時間を持て余しているかと思いきや、ここでの人物紹介とゴッドファーザーに依頼されるシゴトの内容がストーリーの肝となっていく。
それからが怒涛過ぎて、丁度尺半ばあたりの展開で普通の映画なら物語的にもエンディングを迎えているだろう。しかし、まだまだ追わないのがゴッドファーザー!
コッポラ自身のアウトサイダー的な流れになり、やっとあの有名曲が流れるからまだまだ観れる!うおぉぉぉ!!どうなるんだこれー!!って思いながらラストまで一気観してしまう完成度!!
なんと言ってもドン・コルレオーネ!どんな状況下でも冷静に的確な判断を下す姿が正にゴッドファーザーだった。
そしてマイケルがカッコいい!若い頃のアル・パチーノってあんなにカッコいいのな!ドン・コルレオーネとはまた違った意味で頼りになる。
そしてラストのあの終わり方。完璧です。
全ての登場人物がしっかりと人格形成されており、良い人悪い人関係無しに誰かが死ねば残念な気持ちになる。このリアル人生に近い感情を映画で体験させる力がこの名作の一番の凄みなんじゃないのかな。
2の鑑賞後には1の登場人物の印象がまた変わるのかもしれない。そんな事を楽しみに2も観てみたいと思う。
非の打ち所がない名作!!あとは好みの問題でしょう!