後編になるとガラッと変わるな。ガンメンなんていう変なデザインのロボットの戦いだったのが、あっという間にかなりのハードSFになっちゃった。
螺旋族、アンチスパイラル、デススパイラルフィールド、スパイラルネメシス…
元々、この自然界における星雲からDNAまで、マクロからミクロまでの螺旋の謎には関心があったので、これをテーマにしたSF設定には引き込まれた。
そして、その多元宇宙を舞台にした考えられない規模の大スペクタクルを、すごい自由な発想のビジュアルで見せ切っちゃうところが何よりすごい! この大迫力はガイナックスの魅力だし、ビジュアル的にもエポックメーキングな作品だろう。
ここだってところで「空色デイズ」がかかると、やっぱり盛り上がるな〜。どんなに設定がハードなSFになっても、気合と根性とドリルで突破する。息子に名作だって言われてちゃんと見たけど、確かに胸が熱くなった! 記憶に残るアニメだね。