ジャン=ピエール・モッキー初監督作品。
土曜日の夜、プレイボーイのフレディと真面目な銀行員のジョセフは偶然出会い、二人でパリの女性をナンパして回るが・・・という話。
ジャン=ピエール・モッキーが自伝的な要素を交えて撮った作品。二人の対照的な男が次から次へと女性をナンパしていく。ある女性と戯れ、そしてまた次の場所で別の女性と戯れといった感じで話が進んでいく。
プレイボーイのフレディは運命の相手を探しているけど、次から次へと女性に声をかけていく。ある女性達とのエピソードかと思いきや、ナンパ師のセンサーが反応して急に別の女性を口説き出すのが面白い。
対照的にモテないシャルル・アズナブール演じるフレディがいい味を出していて面白い。バーでミルクを頼んだりと子どもみたい。シャルル・アズナブールの演技が良かった。
後半は享楽の限りといった感じ。ロジェ・ヴァディムが思い出された。
前半の女性の車を追うカーチェイスをワンカットで撮影する手腕はすごい。
