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模倣の人生のkuuのレビュー・感想・評価

模倣の人生(1934年製作の映画)
4.0
アヒル+パンケーキ+マッサージ+長靴×コート+箱詰+ネオンサイン+写真立て+追憶♪◎



監督:ジョン・M・スタール
脚本:ウィリアム・ハールバット
原作:『Imitation of Life』ファニー・ハースト
製作:カール・レムリ・Jr
出演者:クローデット・コルベール
    ウォーレン・ウィリアム
    ルイーズ・ビーヴァース

白人のシングルマザーのもとで働くことになった黒人のシングルマザーのお話です

『私はあなたのニグロではない』で引用されていた作品です
黒人女性の娘は肌が白く白人として幼少期を過ごします
ある時から周囲に黒人と知られ彼女の葛藤が始まります

一方の白人女性は黒人女性の助けにより成功を手にします
最後まで黒人女性を守り大切にした善き人として描かれます

黒人女性は娘との確執を主に描かれています
白人女性はビジネスや恋の話が中心です
ふたつの話が同時進行するので焦点がぼやけた印象を受けました

クローデット・コルベールのドレスとアクセサリーが美しいです💕
ルイーズ・ビーヴァースの演じる優しくて愛嬌のある女性も魅力的です💕

お店の経営にアドバイスを始める男性の「コカ・コーラの成功神話」など勉強になる話もありました

泣けるシーンもたくさんあります
この映画のように肌の色に関係なく尊重し合えたらどんなに幸せでしょうか

ところが、時代背景もありますが疑問が浮かびます
白人=有能で善人で寛容で美しく支配者
黒人=謙虚で忍耐強く無欲で従順
どうもスッキリしません
お店に来た東洋人もおまけでしょうか?

いろいろ言いましたが観て良かったです
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