マツモトタクシー

秋立ちぬのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

秋立ちぬ(1960年製作の映画)
4.6
東宝のDVD名作セレクション・シリーズを検索していた💿
ずっと探していた小林圭樹さん主演の「首」という作品がリリースされる
配信にはずっとないし2000円なので購入するか迷っている。。😅

そのシリーズにラインナップされていた作品
この作品は幸いU-NEXTに有ったので鑑賞📺




成瀬巳喜男 監督作品


小学6年生の秀男は父親が亡くなり母に連れられ長野の上田から東京へやってきた

母の兄を頼っての上京
秀男は八百屋の兄の家に預けられる
母と暮らせると思っていた秀男だったが2人も厄介になるわけにはいかないと母は旅館の住込みとして働く
秀男は寂しくて寝る前にそっと涙を流すのだった😢

都会の生活に馴染めず孤独な秀男だが、ふとしたことから小学4年生の順子と仲良くなるのだった







以下ネタバレ


やがて秀男の母親は秀男を残して旅館の常連と駆け落ちしてしまう
八百屋でいたたまれなくなり居心地が悪い秀男
優しく接してくれる妾の子供、順子と海に逃避行に出掛けるのだった。。

とても切なく普遍的なテーマの物語
牧歌的でもあり残酷でもある
どんどん開発されていく途上の東京の様子も興味深い
信号機無かったのに驚く🚦👀

マツタクも家の裏が海で電車も走っていた
1日2本かな😁改札も何もなく車掌さんから切符を買っていた
よくこの作品のように線路の上を歩いたなぁ。。


こうして大人になっていくのズラに。。