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ビッグ・リボウスキのkazu1961のレビュー・感想・評価

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)
3.6
▪️JPTitle :「ビッグ・リボウスキ」
ORTitle:「The Big Lebowski」
▪️First Release Year : 1998
▪️JP Release Date : 1998/11/21
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-042 再鑑賞
🕰Running Time : 117分
▪️Director : ジョエル・コーエン
▪️Writer : イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
▪️MusicD : カーター・バーウェル
▪️Cast : ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、ジュリアン・ムーア、スティーヴ・ブシェミ、デヴィッド・ハドルストン
▪️Review
この作品も熱狂的なファンの多いコーエン兄弟によるカルト的作品ですね。
コーエン兄弟の作品は、不気味な空気間に絶妙なユーモアが散りばめられている作品が多いですが本作はよりコメディ色の強い作品となってます。
1970年代風の主人公ジェフ・ブリッジス演じる“デュード”や、血の気の多いベトナム戦争の退役軍人のジョン・グッドマン演じる“ウォルター”、気弱なサーファーのスティーヴ・ブシェミ演じる“ドニー”、そして前衛芸術家、サダム・フセインのパロディと、当時のアメリカを風刺する濃いアクの強いキャラクターが多く登場します。そして風刺しながらも人生の悲喜劇をきっちり描くのはコーエン兄弟ならではですね。

本作、公開当時は批評的にも興行的にも今ひとつの評価でしたが、DVDが発売されると徐々にブームに火が付き、一躍人気映画となりました。さらに本作は「最も多く"fuck"が使われた映画」に、計260回で29位にランクインしているんですね(笑)。またアメリカでは、『リボウスキ・フェスティバル』として映画の熱狂的なファンによって、毎年開催されているボウリング・イベントもあるそうです。(参考:Wikipedia)

物語は。。。
“デュード”と呼ばれる無職の中年男ジェフ・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)は、ある日見知らぬ男たちから同姓同名の大富豪リボウスキと間違えられて暴行を受けてしまい、その賠償金を要求すべく富豪宅へと赴きました。しかしリボウスキ夫人が何者かに誘拐されており、デュードはその身代金受け渡しの役を引き受ける羽目になってしまうのですが。。。

『ファーゴ』で中心的な存在だったブシェミが本作では控えめな役でひっそりといることに笑ってしまいました!!

▪️Overview (映画. comより)
「ファーゴ」でアカデミー脚本賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督・脚本を手がけ、同姓同名の富豪と間違えられて誘拐事件に巻き込まれた男の騒動を描いたコメディ。1991年、ロサンゼルス。その日暮らしの気ままな生活を送る無職の中年男デュードは、同姓同名の富豪リボウスキと間違われ、2人組のチンピラから借金を返せと脅される。腹を立てたデュードは、賠償を請求するべくリボウスキの豪邸に押しかけるが追い返されてしまう。数日後、リボウスキに呼び出され再び彼のもとを訪れたデュードは、誘拐されたリボウスキの妻バニーの身代金の引き渡し役を依頼されるが……。キャストには主演のジェフ・ブリッジスをはじめ、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェミら個性派が集結。
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