おそらく自分が知りうる時代劇の中でグラスで酒を飲むシーンがあるのはこの作品くらいです。
そこかよと言わるかもしれないが、何気ない要素だけどそこに驚いてしまった。
物語的には百万両をめぐろうとするお話かな。アラカン演じる春水主税が百万両の手がかりを探し、市川小文治演じる盗賊の半次が後を追っていく。まあ娯楽映画ですね。
ただ続編ありきの終わり方だったので、おお本作の見どころが始まるかのところで「 終 」の文字が見えて泣いちゃった。
映像は結構魅力があった。流石に90年前の映画だし少し見づらいシーンもあるけど。基本的に本作のアクションは一人vs多くの御用人に囲まれるシーンが多いのだけど。
そこの合気道的?な受け流すようなアクション、殺陣が早回しとなっているのでスピード感があって迫力は結構感じる。
ただの文字がたまにすごく読みづらい!サイレント映画だとやっぱり文字で物語が紡がれるのもあるけど、
本作だと一部文章が現れてはすぐ消える場合があるので止めない読めないシーンがなんかいかあったぞ!!!!