菩薩

若き日のリンカンの菩薩のレビュー・感想・評価

若き日のリンカン(1939年製作の映画)
4.0
イニスフリーへの助走①

祭りの夜に起きた殺意無き殺人。兄は弟を思い、弟も兄とその家族を思い、互いに自分の罪と譲らず。重要参考人たる母親、どちらか一人を差し出すなどは到底出来ず、頑として口を割らず。圧倒的不利な状況に、若き日のリンカーン弁護士が立ち上がる。足長エイブがまーるくおさめまっせ、とばかりにズバっと事件を解決。じっちゃんになりかけて!じゃなくて名にかけて、真犯人はこの中にいる!ラストの逆転裁判はなかなかの見もの。流石のフォード、卒なく無駄なく面白い。
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