大学で映像作品を作っていた頃、テレビやYoutubeの企画を真似してバラエティを作っていた人たちがいた。
恋愛もののドッキリは御法度というルールがあって、それはもう遊びの範囲で抑えることが出来なかったから。
(主に撮る側、時々見る側が)面白がって作る以上に、仕掛け人、ターゲットを傷付ける可能性があるから。
恋愛ものに限らず、誰かを騙す行為をどこまで遊びとして面白がれるだろうか。より広くに見せるメディアは面白がってやってるんだろうか、真似する可能性を鑑みないのだろうか。
なーんてことを考えながら見てた。
この作品は、弟の誘いで"ゲーム"に参加した主人公の話。
どんでん返しの作品として知られているだろうから、作品についての詳細は書かないよ。
傲慢な金持ちである主人公を、嫌な奴と思って見ているのに、いつの間にか、主人公目線で動悸がしてくるようになってるから、
デヴィッド・フィンチャーは流石だと思った。
オープニングが、『サクセッション』そっくり。