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心のともしびのkazu1961のレビュー・感想・評価

心のともしび(1954年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-318 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋王道のメロドラマ、ショパンの『別れの歌』に心惹かれます。ダグラス・サーク流メロドラマの傑作で、堂々と泣かせにきてるのがなんとも憎めない作品。1人の青年が愛の力で立ち直り、苦難を乗り越え、気高い愛が身を結ぶ、そんな感動のドラマ。

🖋1935年にも映画化された(邦題『愛と光』、アイリーン・ダンとロバート・テイラーが主演)ロイド・C・ダグラスの小説のリメイク作品になります。本作は、ジェーン・ワイマンとロック・ハドソン主演で、ラッセル・メティが手がけたテクニカラーによる色彩豊かな甘い映像で描かれました。

🖋その美しい映像と聴き慣れたショパンの奏が、至極美しい作品へと昇華しています。

😌Story:(参考: Wikipedia)
大金持ちの道楽息子・ボブ(ロック・ハドソン)は湖でモーターボートの事故を起こすが、近所のフィリップス医師の自宅から借りた人工呼吸器のおかげで九死に一生を得る。しかし、人工呼吸器を貸し出したためにフィリップス医師は持病の発作で亡くなってしまう。 入院先の病院から抜け出したボブは偶然フィリップス医師の妻ヘレン(ジェーン・ワイマン)と出会い、 フィリップス医師の死が自分のせいであることを知る。 自責の念にかられたボブは何とか和解したいとヘレンに迫るが、そのためにヘレンは事故に遭い、失明してしまう。

🔸Database🔸
・邦題 :『心のともしび』
・原題 :『Magnificent Obsession』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1954
・日本公開 : 1955/02/05
・上映時間 : 108分
・受賞 : ※※※
・監督 : ダグラス・サーク
・脚本 : ロバート・ブリース
・原作 : ロイド・C・ダグラス
・撮影 : ラッセル・メティ
・音楽 : フランク・スキナー
・出演 : ジェーン・ワイマン、ロック・ハドソン

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「戦うロビン・フッド」のロス・ハンターが製作した1954年作色彩メロドラマで、かつて1935年にも映画化されたことのあるロイド・C・ダグラス(「聖衣」)の小説と当時のシナリオからウェルズ・ルートが潤色、ロバート・ブリースが脚色した。監督はダグラス・サークである。テクニカラー撮影は「すべての旗に背いて」のラッセル・メティ、音楽はフランク・スキナーの担当。主演は「青いヴェール」のジェイン・ワイマンで、「王者の剣」のロック・ハドソンが共演、ほかに「フォルウォスの黒楯」のバーバラ・ラッシュ、「三つの恋の物語」のアグネス・ムーアヘッド、「真昼の決闘」のオットー・クルーガーらが出演。
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