もりりた

ダイ・ハード2のもりりたのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)
4.0
ジョンが妻を迎えるため訪れたクリスマスのワシントン・ダレス国際空港。麻薬王のエスペランザ将軍がアメリカに護送されるタイミングで報道陣も詰めかける中、将軍奪還を目的にある組織が作戦を実行。不穏な動きを嗅ぎつけたジョンはまたしても事件に巻き込まれる。

相変わらずの運の悪さと孤軍奮闘!前作同様どんどん事件の渦中に巻き込まれる予定調和は気の毒でかわいそうな一方、見る側としては期待通りで面白くもあり笑 逆ナンをかわす笑顔も眩しくてポップな雰囲気がある反面、飛行機事故は衝撃的で一気に緊張感が!その後スチュアートとの対峙は難局の連続でハラハラさせられ、それでも喰らいつく正にダイハードなバトル!感情の振り幅は前作以上でしっかり面白い続編!

スチュアート大佐は半裸オープニングの狂気通りで勝つために手段を選ばず、躊躇の無さに悪役の存在感あり!ダメ押しでスパイを送り込む冷静さも併せ持ち油断させないなと!ジョンも負けじと組織に留まらず飛行機まで相手にする展開!手榴弾脱出もラスト火炎ミサイルも数秒遅かったら終わりというギリギリなアクションがすごかった!貢献度に見合わぬ塩対応な周囲がもっと動けよと思うけど、命知らずなジョンを真似るのはそもそも無理…

奥さんの「なぜいつもこうなるの?」という全観客の気持ちを代弁する不運イジりが笑えた!アクションのハードルが右肩上がりで続編どうなる?
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