あかちゃ

河童のクゥと夏休みのあかちゃのネタバレレビュー・内容・結末

河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時に見て以来、ずっと心に残ってたから、数年ぶりに鑑賞。

子供との時と今とじゃ感じることが全く違う。。昔は、田舎の夏に憧れて、河童と過ごす夏休みというのが、すごくキラキラしていた印象。

お父さんが殺されるのを見て人間がトラウマになり、そんでもって地割れで化石となるってどういう悪運なんだ!と思ったけど、侍に殺されなくてよかった。

最初は、勝手に掘り起こされて強制的に「現代」で生きていかないといけなくなったし、人間に追いかけ回されて、可哀想なクゥちゃんだったけど、最終的に伸び伸びと生きていける環境に出会えてよかった。

登場している人間は、物珍しさに追いかけ回してイライラしたけど、実際現代社会では、カメラを直ぐに向けたり、野次馬になったり、動物や他人にしていることだなと痛感した。
自分の好奇心よりも、相手のことを考えて行動するべきだと改めて思った。
「おっさん」を轢き殺した男たちは、せめて罰を受けて欲しい。

ほんとにクゥちゃんを見つけたのがコウイチ達でよかった。

今年の夏は都会で過ごすことが多いが、少し足を伸ばしてみるのもいいなと思った。
夏、最高ー!!
あかちゃ

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