パレードのmakaronのネタバレレビュー・内容・結末

なんか死んだ人の生活が、現世の人の生活に近すぎて違和感があった。便利な乗り物で移動するとことか、美味しい食べ物を食べるとことか、生きて金を稼いでるから得られる得を普通に味わってて違和感があった。確かに、自分の大切な人が違う人生を味わってることとか、何もなく過ごしてるところか、悲しみを味わっているとことか見たら辛いけど、そんな苦しみは生きてても味わうわけで、結局何を伝えたいか分からん。
でも、この監督が大切な人を亡くしてたとして、その人がこんな世界を送ってて欲しいなという願いを込めた物語なら、納得がいく。もし、自分の大切な人が亡くなったとしたら、こんなふうに見守っていてくれたらなと思うからな…
と思ってたけど、後半になって、誰かの思いを叶えるために一生懸命になったり、大切な人の誰かを自分も大切に思えたり、そういうことは、すごくいいなと思った。