もねぴ

映画 おいハンサム!!のもねぴのネタバレレビュー・内容・結末

映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

東宝さん試写にて

めちゃくちゃ「普通」だった。いい意味で。
映画だから派手なトラブルが!とか一切なく。いつもの伊藤家をいつもより長めに覗かせていただいた。

ドラマだと3姉妹のうち誰か(もしくはパパ)の濃い目のエピソードにそのほかのみんなの諸々を少しずつって感じだけど、映画だとみんなを濃く描かなきゃってことで、ちょっとカットがバンバン替わりすぎて疲れるのは否めない。
感情移入できるかも〜あ〜できそう〜ってタイミングでほかの誰かの全然違う話行くから

映画っぽかったのは次女京都編
京都の空気感か、なんかいつもよりしっとりして切なくて一瞬「おいハンサム!!」なの忘れたり
ぶう、自分に嘘つかないために「非日常」に飛び出して、最終的に「日常」に戻るのを選ぶのも良かった。京都の父も伊藤パパもいい仕事した。ハンサム。

三女は相変わらずちょっと変な服笑
野村周平のまじで関わらん方がいい男な感じとてもよかった。絶対あかん奴だけどあのオムライスに心撃ち抜かれたってことは根はいい奴なのかな…

長女…長女がどんどん荒んでいってしまう…無印、2ときて映画が1番観てられんかった、1番なんもなかったんだけど…なんもなかったのがもう…最後に泣いちゃうのほんと…
1番幸せになってほしい…仕事はできるんだろうな…

という、もうほぼドラマと変わらない温度感がとっても素晴らしかったです。
「このドラマ一生見てられるな〜〜」て毎話思ってるから、長く見れるのが単純に嬉しかった
この現実感よ。占いで未来をちょっと知ったって結局明日は普通にやってくるんよ。

そして生活はつづく。ということですね。
もねぴ

もねぴ