よー

キングオージャーVSドンブラザーズのよーのレビュー・感想・評価

2.9
2024年119本目
めちゃくちゃハマったドンブラザーズ、最後に見られる機会かもしれないと思ってある程度の覚悟をしていきました。脚本が井上敏樹さんではなく、キングオージャーの高野水登さんというところも「彼にドンブラザーズを描けるのか?」と不安な気持ちで見にいきました。
実際小ネタも多く見る人によっては楽しめる作品ではないのかなと感じました。
しかし,正直なところ、かなり不満が残る作品でした。
ドンブラザーズは確かに破天荒な戦隊だけど、その破天荒さが一本の軸によって描かれていた作品でそこが作品の良さだと思っています。
ただ、今作は「なんでもありにすれば良い」という感じで描かれているように感じました。
特にはるかとソノザとリタとヒメノが「作品のあり方」について議論するシーンは脚本家が放送中に批判されたのをネタにしているのを見ている感じがして辛かったです。
また、ソノイについてもかなり不満です。
タロウが死の国まで来てソノイのことを忘れているはずがないし、脳人の2人が言及しないはずもないなと思い、最後の登場にも乗れませんでした。
ドンブラザーズの9人のどんぶら回がとても好きなので残念でしたね…
全体的にネタが二次創作臭いなと思いました。
キングオージャーを怖がる雉野、もっふんについてリアクションをするはるか、ハーカバーカでおでん屋をするソノイ、そこの予約席でグローディとイロキが隣あっているなどなど…
正直pixivのファンアートかな?って思って見てしまいました。
ゼンカイドンブラはものすごくトンチキででも一本筋が通っていて素敵な作品だったなと改めて思いました。
これがドンブラザーズを最後に見る機会にならないことを祈るのみです…
次の機会にはぜひ、井上敏樹先生に…
よー

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