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ポップスが最高に輝いた夜のvioletのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
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"check your ego at the door"という注意書きをしなきゃいけないぐらいのパワフルな面々。キャリアもプライドも凄まじいアーティスト達の中で、誰にどのぐらいソロパートを与えるべきか悩むプロデューサーの葛藤がリアルだった。

やっぱりプリンスは本人が敬遠したというのが真相だと思ってる。しかし彼があの場にいるのはまあ想像できないんだよな。一匹狼が似合ってるというか、一匹狼であってほしいというか… 出なくて正解な気もする。

レコーディングは中学の合唱コンの練習を彷彿とさせるようなカオス(笑)そんな中だんだんと結束感が生まれていく様子に安心したし、互いにサインを求め合う画がとっても素敵だった。最後にダイアナロスが「終わらせたくない」と泣いていたという話が好きだ!

バンドエイド提唱者のBob Geldofのスピーチが良かった。彼のおかげで参加者全体がこの楽曲の制作意義をようやく理解したような感じ。 バンドエイドのドキュメンタリーも観てみたい。どちらかというとWe Are The WorldよりもDo They Know It's Christmas?の方が好きだし、個人的には総じて英国ミュージシャン推しだし… 2014年にニューフェイスで復活した経緯とかも含めて色々気になる。
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