このレビューはネタバレを含みます
何かあったらすぐ呼べって…
劇場未公開?のTSUTAYAの新作韓国映画
ありがちで薄いストーリー
有名キャスト不在
ツッコミどころ多い
…の割にはそこそこおもしろかった。
ほぼヤクザの会長の下で、借金の取り立て屋として働く青年が、地上げ対象の家の女を好きになってしまう話。
ヒロインのクライマックスの動向以外は、めちゃめちゃベタな展開で物語は進む。
何をしても満たされない日々
弟分には慕われ、会社の上司と激突
ヒロインに出会ってからは、それしか頭になく仕事に支障をきたす
弟分たちとの関係の崩壊
上司にヒロインのことを知られる
上司に殺されそうになる
クライマックスの決戦…など
唯一、特筆すべきはヒロインの最後。
人質として捕らわれるのではなく、上司が待つ倉庫から電話で主人公を呼び出し、主人公が向かっている間に、自分は送ってもらって帰宅。
その後、ボコボコにされアキレス腱を切られた主人公のことなど気にすることもなく、補償金を受け取り、そのままソウルに戻る描写で終わり。
そうするしかなかったと捉えるべきか、ソウルで待っているのか、はじめから何とも思っていなかったのか、お父さんの死でブチ切れたのか…
そこを観る側に委ねられても…