このレビューはネタバレを含みます
空気みたいだよね…
おもしろそうな雰囲気だったので、DISCASの新作でレンタル。
期待通りに良かった。
家族代行サービスを通じて、家族との絆を取り戻していくお話。
主人公の大学生の男は、過去のトラウマと問題のある家庭環境のせいで、誰に対しても心を開かず鬱屈な毎日を過ごしている。
唯一の友だちにも愛想悪く、女の子に話しかけられても相槌すらたまにしか打たない。
そんな時に、家族代行サービスのバイトを見つけ、始めてみることに。
依頼者の女性の次男役で、業務内容は家で普通に過ごすだけ。
ただ、仕事の話は禁止で、徹底的にその家の次男として振る舞わなければならない。
余計な詮索も禁止。
前半だけなら、心に闇を抱える青年のドラマって感じだが、中盤以降はバイト先の家族が何かおかしいというサスペンス要素も入ってきておもしろかった。
あと、ヒロイン役の大原優乃ちゃんの声が今作の癒しだったような。
(特典映像にて)
監督曰く、没入感に拘って、主人公のバックショットを意図的に増やしていたのだそう。
