あざらし

この心亡き者のあざらしのレビュー・感想・評価

この心亡き者(2022年製作の映画)
3.3
「心があの車にあるうちはどこに行っても同じだ」

薄暗い病院で車椅子の女性が倒れて苦しんでいました。周囲には不気味な医療道具が転がっています。すると、向こうから人影がやってきました。

その5日前の大晦日。
女性が車の中で自殺をしようとしていました。しかし、若い女性が追われているような場面に遭遇します。

ウージエ警部補は休暇中でした。若者は逆にウー警部補を銃の持つ女性として通報します。

ウー警部補は数日前に愛する男性を失っていたのでした。そんな中で新人と共に事件を担当させられます。

とても不気味なサイコクライム・サスペンスです。

台湾映画の残酷描写は世界でも随一に思いますが、この映画のサイコキラーもとても残忍です。

ウー警部補の心理的な内容のストーリーにも思えますが、後味としての感想はシリアルキラーの残酷描写が中心になってしまいますね。

中身は深く無く、台湾映画の残酷描写を観たい方用に思います。
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