助ベージュ

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突の助ベージュのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

『ウルトラマン』シリーズの中でも上位の大傑作(僕調べ)
『ウルトラマンブレーザー』の劇場版が遂に!!数ヶ月振り!!

期待値(わがまま)としては
あの第1話をSKaRD ver.で!映画館で!を期待。
以降感想というより感情。

ン〜~~…ロォォオイ!!ハァ…ゴニョゴニョゴニョゴニョ…

正直…期待してたより…TV本編より…

その…つまらなくはない!…つまらなくはない!!けど……

まず映画本編前、前作『デッカー』の時もあったTV版の振返りダイジェスト。
「子供と映画行こう→ウルトラマンやってるじゃん」的本編未修勢向けも兼ねてか、『デッカー』の時はゴリゴリネタバレを臆せずにざっくり概要をおさらいしていた印象。
今回はいわゆる本幹のネタバレを避けてか、そこに触れるとまた説明が大変になるからか、「V99」関連をバッツリカットして、SKaRD隊員メンバー紹介を主に大胆にダイジェスト。
正直、履修勢としては既に目頭が――
正直、未修勢は何のこっちゃな情報量の暴力が――

そして待ってましたな映画本編開始!
「あぁ、今週のブレーザーはこんな感じね。今回もコミュニケーションの話だ!やっぱブレーザーおもろいな。」
な第26話。2期1話って感じとも違う、最終回25話後の26話目。良くも悪くも。
メイン監督・脚本じゃない回のその感じ。(今回メイン(田口)監督)

「ブレーザーくん」がいちいちカワイイし、「アーくん」はじめSKaRDメンバーも大奮闘!
ユーモアも最高!「子供ってすぐ大きくなりますよね」のくだりとか爆笑級w
今回のゲスト、『仮面ライダードライブ』の「仁良課長」を演じてた飯田基祐さん演じる「マブセ」も良いキャラ。(仁良とは"真ッッッッ逆")


ただ…
何度も重複して言ってるよう「TV本編の内1話」だったら「今回も面白かったな」を「映画サイズ」に引き伸ばした感と言うか、1ファンなりの「『ブレーザー(番組)』ってそんなんだっけ?」的なシーンもちらほら。
「ゲント…それはちょっと冷たくない?」なところや、TV本編を経ての地球怪獣描写、
何より今回のメイン怪獣「ゴンギルガン」が…思ってたより…あぁそういう…な、
「劇場版特有のシンプル悪」とも違う、激強小者感。
『"それ"がいる森』の"それ"じゃない"あいつ"がちょっと成長して、Twitterで政治叩きアカで暴れてる感。"あいつ"より激マシ(?)。

そのため序盤の虫怪獣バトル以降、フワ〜っと感。


とはいえ1話分の「ヤッター!!」感はしっかり!
会場のチビっ子も全力で「ヤッターーーー!!🙌」(カワイイ…)

いい意味の「キャラ萌え映画」回

タガヌラーのチビソフビが欲しい…
助ベージュ

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