サトシ

毒娘のサトシのレビュー・感想・評価

毒娘(2024年製作の映画)
3.5
内藤瑛亮監督、佐津川愛美主演のスリラーホラー映画。R15+指定。

夫と娘の萌花と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃。家庭に恵まれなかった彼女にとって夢に見た幸せな家庭。
しかし、ある日外出中の萩乃に萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。
「ショートケーキとコーラ、買ってきて・・・。」
慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きなハサミを握りしめた見知らぬ少女の姿だった。その少女の名前は、ちーちゃん・・・。
かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。彼女の存在が、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる・・・。

【キャスト】
深瀬萩乃:佐津川愛美
深瀬萌花:植原星空
深瀬篤紘:竹財輝之助
ちーちゃん:伊礼姫奈
川添皐月:馬渕英里何
川添椿:凛美
磯部薫:内田慈
山脇秋子:クノ真季子

鑑賞するか迷いましたが、佐津川愛美目当てで映画館に来てしまいました。佐津川愛美の困った表情は相変わらず愛くるしいですね。
謎の少女ちーちゃんが前半に登場してくる効果音は不気味ですが、登場してからは不気味さは消えます。その後は、ちーちゃんの悪事にはヒヤヒヤさせられます。実在するのかそれとも幻想なのかは分からないまま話しが進んでいきます。萌花に乗り移るのかと思いましたが仲良しになって悪影響を与えて続けますから迷惑です。スズメバチを捕まえるのは難しいと思いましたが、それは要領よくペットボトルに閉じ込めて予想通りの使い方でした。
篤紘は、一見優しいと思いましたがこう人には裏がありますよね。前の、前のは確かに酷いです。いつブチ切れるか待っていました。
次に引っ越してきた家族にはじわじわと攻めるのではなく毒ガスで一瞬に終わらせるなんて可哀想ですね。
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