トールキン

コンテイジョンのトールキンのレビュー・感想・評価

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.2
原因不明の謎のウイルス感染が世界各地に広がりWHO、CDCの局員が調査、ワクチン開発に奔走していく。また、日常が恐怖や不安へと変化していく国民の心理を描いた作品。

正にこのご時世にタイムリーな作品。誤報やデマに流されて日用品を買いだめしたり、人が触れたモノ、マスク無しで口元覆わないで咳払いする人、など色々過剰に敏感になってしまう。
知らず知らずに爆発的に感染し、恐怖と不安が広がる。 やがて人々は理性を失って暴挙を起こしていく。自分の命が最優先とは言え所詮人間とは自分勝手な生き物なのかと、心苦しく悲しくなります。

目に見えないウイルスの脅威だけでなく人間の浅ましさについてもしっかり描かれている。
トールキン

トールキン