このレビューはネタバレを含みます
演技派の主役級の俳優さんばかりで安定感と見応えがあって面白い。
開始直後の世界観の導入部分(火、木、水の授業・学内の湖っぽい場所・呪の仕組み)や登場人物の会話の中のちょっとしたセリフに伏線が込められている。
かなりさりげなく描かれているので終盤には忘れてしまっているけど、一つ一つの設定がきれいに回収されて纏まりがあってよかった。
最後まで見ると最初のシーンをもう一度見たくなる。
階級制度や呪についての仕組みは時間を割かれていたけれど、世界感の導入部分や菅原道真(?)の物騒な呪いの噂などの描写が丁寧にあるとより終盤のアクションやラスボス撃退に見応えが出るように感じた。
意識と無意識、集合意識などの心理学や占いの知識がある人は一段深めてみることができるのかも。。。?
・他の良かったところ
図書館の美術や衣装が素敵。
キングダムみたいなアクションシーンが突然始まる。
山崎賢人と染谷将太がだんだん仲良くなっていくところにほっこりする。
奈緒さんのほんわかオーラと感情表現豊かな演技に引き込まれる。
続編あったらみたい!!