鑑賞日:2024年4月19日
パンフレット:900円
「そう、あなた方たちとは違ってね…」
野村萬斎さんと伊藤英明さんのシリーズ2作は劇場鑑賞済み。
今作は若き日の安倍晴明を描く、、、ということで、
予告編を観てから、非常に期待していた作品です♪
安倍晴明役を山﨑賢人さんが演じ、「キングダム」シリーズと「ゴールデンカムイ」を成功に導いてきたので、
今作では、その2作品に被らないようなフレッシュな演技をしていてとても良かった!
博雅役の染谷さんも良かったですよー。
映画は、夢の中で斬られた晴明が目覚めるシーンから始まります。
平安京の陰陽寮では、学生、得業生、博士、陰陽頭と序列が決まっていた。
帝の陰陽師である”蔵人所陰陽師”は空位で…
晴明は僧の寛朝と対面していた。
両親を殺した人物を心の中では見ているものの、思い出せない。
公達の前で呪術を披露した晴明を目撃した博雅は、後日、彼のもとへ。
徽子女王の持っている和琴が夜中に勝手に鳴るということを相談。
興味を持った晴明はすぐに赴くことにし、この一件を無事に解決。
翌日、今度は得業生の泰家が遺体で発見される。
表向きは自殺ということになるものの、犯人を見つけた者が次の得業生に選ばれると告げられ…
得業生に興味のない晴明だったが、自分を育ててくれた義父の陰陽博士に、犯人を一番に挙げると話すのだった…。
エンジンがかかるまでに、少し時間がかかったかなぁ…というのが、まず始めの感想(汗)
序盤は結構説明が多く、スローテンポなのも気になった。
ま、”陰陽師”というものがどういうものなのかを一から語っているので、仕方ないとは思うけど…。
徽子女王の一件が片付いたと思いきや、今度は得業生の事件となり、
そこから徐々に面白くなってく♪
展開的には、予想の範疇かな…と。
晴明のことを面白く思っていない連中が…(略)
中盤以降はアクションも多くなり、VFXも力を入れていたので、見応えあり。
呪術アクション、かなり良いよ!!
でも、前半から見せてくれていたら…。
あと、VFXがチープな部分と綺麗な部分がハッキリしていたのが気になった。
予算の都合上、仕方ないのかなぁ…。
星空は非常に綺麗!!
事件の首謀者は、なるほどー!となりました。
自分は犯人が最後の最後まで分かりませんでした。
晴明と犯人との対峙は”伏線”を回収するので、そうくるか!と♪
ヒット次第では続編もありかな、、、と思います。
個人的には作って欲しいところ。