あざらし

ドイ・ボーイ:路地裏の僕らのあざらしのレビュー・感想・評価

3.3
「俺と友人を地元に案内してほしい」

ソーンはミャンマーからタイに来たストリッパーでした。彼には彼女がいますが、仕事で男の客をとっていました。

彼は元々はミャンマーの僧侶でしたが、内戦に巻き込まれて出兵となり、そこから逃げ出してタイへながれつきました。

ソーンは友達のコーンと仕事を探しましたが、なかなか良い仕事ないところに、とある男の客と出会います。

とても深い内容の映画です。私は日本人なのでよく分からないところが多かったのですが、彼らが不安定なら国で生きていくために渡り歩いているような生活が見られ興味深い映画です。

また、分からないところがあるからこそ、次の展開が予測できないので、それが面白いところでもあります。

真面目に生きているのに、環境に翻弄されるミャンマーやタイの若者たち。

国によって環境によって人が恵まれている人生を歩めるか、歩めないのかが決まるように感じてしまうのが切ないです。

「国境を越えてもタイに帰れますか?」
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