原作未読、TVアニメや前作の映画、『うらがわの存在』は鑑賞済み
原作未読で、これまでTVアニメ等で柊や玄純(しずすみ)が出てきてもそれほど興味を持っていなかったので、本作は楽しめるか不安だったのですが、鑑賞前の不安は全く持って杞憂で、この2人のエピソードもめちゃくちゃ良かったです
真冬(演：矢野奨吾さん)の間は本作の他のキャラクターはもちろん、他の作品のキャラクターにも似ていない、本当に独特の間で面白くて心惹かれるのですが、
玄純(演：坂泰斗さん)もまたその場の空気を意に介さず彼独自の間で生きていて、歯を見せて笑うシーン等澄み切った狂気が良く、
似た者同士故に同族嫌悪し合っている立夏(演：内田雄馬さん)と柊(演：今井文也さん)がそんな2人に振り回されている様が不憫で愛おしかったです
高校生達が不安定な分、大人たちの安定感が心地よく、春樹(演：中澤まさともさん)と秋彦(演：江口拓也さん)の柔らかくて温かな声に癒されました
たまたま都合の良い上映回が舞台挨拶ライブビューイング付きの回だったのですが、ギヴンを演じる4人(矢野奨吾さん、内田雄馬さん、中澤まさともさん、江口拓也さん)とsyhを演じる2人(今井文也さん、坂泰斗さん)、合計6人の舞台挨拶もすごく面白くて、過去作も"見る必要性"を感じました笑
