フランス南部タルン州ガリーグ。経営難で廃業一歩手前の酪農家ダヴィッドの危機回避策は、なんと農場にキャバレーを開くというアイデアだった！
という、実話ベースの作品。面白かった！
ダヴィッド（アルバン・イワノフ）は、長年連れ添った妻との離婚や、3代続いていた農場の経営悪化で差し押さえられるまで2ヶ月というトホホな状況。
途方に暮れる中、街で目に止まったキャバレーのネオンサインに導かれるように店内へ。
ステージに現れたボニー（サブリナ・ウアザニ）の妖艶でパワフルなダンスパフォーマンスに圧倒されたダヴィッドはひらめく。農場の納屋を改装し、そこにキャバレーを作ろうというのだ。
折しもクビになったボニーに、ショーの出演と演出・指導を依頼。怪しむボニーだが、その熱意に負け、覚悟を決める。
出来るはずがないと呆れる母、キャバレーなど認めそうにない頑固な祖父の存在。
ショーメンバーを集め、キャバレーオープンを実現できるのか。。
原題は現在も実在するそのキャバレーの名『Folies Fermières（≒農場の狂乱）』。キャバレーといっても地元の生産物・食材を提供した後のナイトショー的な位置づけです。
主人公の2人を始めとするキャストが皆さん魅力的！
