LEXAPRO

Last Shadow at First Light(原題)のLEXAPROのレビュー・感想・評価

-
映画にリアルを求めるほど無邪気ではないし、監督脚本はシンガポールの方だし、これは劇映画だし創作というのは十分承知してるんだが… あの震災で身内が被害受けた身としては複雑。 
震災で祖父母亡くなった直接被害、その後ボランティア心労や残された家族の2次被害は色々なケースあるし描き方も色々あって良いだろう。 母親が我が子捨て去るってのもありって言えばありだろう。
でもね、気の毒な母親をあの状態で置いておくのは?というかありえない。たとえ本人や家族が強く望んだとしても、それが良いか悪いか別にして地域や行政が周囲コミュニティが無理にでも介入してくる助けるのが日本じゃないかなぁ。あの設定はあまりにフィクション過ぎて全て台無し…と感じた。 ああしないとストーリーが成立しないのは分かるけど、完全なフィクションにするにはまだ10数年しかたってないし。
シンガポール部分や白田みはやさんと永瀬正敏のロードムービー部分が良かっただけにラストが残念←個人的感想です
LEXAPRO

LEXAPRO