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青春18×2 君へと続く道のmittskoのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
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【書きかけ】大変好かった…(*´ω`*) 恋愛物、ラブストーリーとして、では決してなく 「実存の真実を描く物語作品」として、大変好かったのであります

ジャンル映画としての定型性と、《世界》の深みの手触りの表現… これらを両立させているという意味で、ボクには、きわめて理想的な作品だと思われたのです

次のような感じです……

本作は《喪失》と《痕跡》の物語なのだとボクは思いました 『Love Letter』へのオマージュ(というよりもはやファン創作)であるところからも、ボクの見方は支持されましょう

主人公の存在を満たすものを、記憶、思い出などと呼ぶことは勿論妥当でしょうが、それでは全く足りない というのも、描かれているのは《世界》の一部となった物的な欠片と傷跡であるからです

ゴリリとした単体としていつも現象してくる《ヒト》は、《世界》を構成する一物として《喪失》を常とし、その《痕跡》と時に特別な関係を結ぶ そのような物としての一つひとつの《ヒト》もまた、欠片となり傷跡となる、すなわち《喪失》と《痕跡》の《世界》になる

【書きかけ メモ】※ 彼女との再会が意味するもの ※ ラブ・ストーリーであることの必然性
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