ぼくらが旅に出る理由
by 小沢健二
遠くまで旅する人たちに
あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では
旅に出る理由があり
誰もが手を振ってしばし別れる
(歌詞一部引用)
時間があれば車中泊で各地を旅している。
小沢健二のこの曲がずっと大好きで、車中で必ず流して歌ってしまう。
車窓を流れる風景に彩りを与えてくれる。
ゆくゆくは日本全都道府県を巡りたいと夢を抱いているのだ。
いずれは世界一周だって。
死んでしまう前にまだ見ぬ世界を、自分の目で見て、肌で触れてみたいから。
訪れる新しい世界を前にして自分を晒し、自分がどう変化するかを楽しみにしているから。
アミもきっとそうだったよね。
旅に出て成長するかは分からないが、自分というものが顕在化し、見つめ直すきっかけになることは間違いない。
過去の自分
現在進行形の自分
未来の自分
"人生は経験の合計"
旅という経験は確実に人生を豊かにする。
たくさんの"記憶という配当"を与えてもくれる。
アミとジミーの恋と旅路の物語
甘酸っぱくて、切なくて。
青春は時に残酷だ。
過去に向き合い、
いまと向き合う。
そして、これからを思う。
いろんな人のことを想い、また旅に出よう。
"この旅が続きますように"
余談
本当はミスチルの主題歌"記憶の旅人"を劇場で聴きたかったのが鑑賞動機だった。
しかし、観ながら私の脳内には"ぼくらが旅に出る理由"がリピートして流れていたのです。
もちろんエンディングのミスチル最高でした。
映画の内容に寄り添った歌詞。
また一つ彼らの名曲が増えましたね♪
旅のプレイリストにさっそく加えました。
実はプレイリストの中にはミスチルの曲がたくさん入っているのです。
途中2人で聴いていたミスチルの曲が何なのか気になってしかたなかった♪
言っておきたい、
松重豊と黒木瞳の贅沢使い。
黒木華もね。道枝くんも。
清原伽耶に惚れ直したこと。
"Love Letter"は観直してみよう。
映画を観ることも人生という旅の経験値。
まだ見ぬ世界の窓口です。