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ありふれた教室のsonozyのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
3.5
主人公はジャケ写の仕事熱心で正義感の強い若手教師のカーラ。
7年生(日本の中1)のクラスを受け持つ彼女は生徒たちとも良い関係だが、教員室(原題)では相次ぐ盗難事件が起こっていた。

犯人=(男子)生徒と思い込んでいる女性校長やカーラの同僚教師は強引な方法で調査を行い、短絡的な判断である生徒を容疑者扱いするが誤認。

呆れ気味のカーラは、あるきっかけから、犯人は生徒ではないと判断し、独自に犯人捜しを始め、容疑者を特定(確度の高い推定)するのだが・・・

カーラの行動は思わぬ方向に展開し、容疑者、保護者、同僚教師、生徒たちとの対立を生み、彼女は追い込まれ孤立化していく。。

ラストはちょっとだけ光が見えますが、私には絶対に出来ない教師という職業の難しさ・辛さがひしひしと伝わります。
邦題はピンと来ませんね。
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