音

勝手にしやがれの音のネタバレレビュー・内容・結末

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

犯罪を繰り返し何かを常に追いかけ、何かから常に逃れ続けている男とその男を愛してしまった女の話、という解釈でいいのだろうか。自信はあまり、ない。
それと結局都合よく彼女を求める彼をなぜ彼女が愛するのか私には理解できなかった

台詞の一つ一つが作品から独立しているように見えつつ、世界観の完全な一部としてあるのが興味深い

純粋にこんな会話がしてみたい、素敵だ
「あなたが目を逸らすまであなたを見つめる」
のシーンのカット割りがすごく良かった
そしてどのシーンよりも彼がカッコよく見えたのは何の効果なんだろうか。


フランス語も美しくて映像は白黒も相まって引き込まれる魅力があった
路上で喫煙されるのは大嫌いだけど映画でみる喫煙シーンは粋でお洒落に見えるのが不思議
音