DVDを買ったので再見。
今作は結構前に劇場で観たが、日本ではもう最終上映が終わってるのが悲しい。
中期侯孝賢映画では常連の辛樹芬、童年往事と今作ではあどけなさがまだ残るが、2年後の悲情城市ではいきなり落ち着いた雰囲気になっているのは、眼を見張るものがある。というかこの2年後に悲情城市って本当に凄いな侯孝賢。
凝ったストーリー展開ではないけど、主演二人の佇まい、九份の街並み、侯孝賢入門としてかなりお勧め。靴っぽい島（岩？）っていう実在のロケーションを使った演出は再び観ても面白かったなぁ。
ラストの長回しは正に「戀戀風塵」"Dust In The Wind"を切なく感じさせてくれる。
終盤、🇨🇳からの難民がいたけど時代背景的なは大躍進とか文革の時期なのかね？
今作と次作の舞台にもなった九份。台湾が無くなる前に行かないとなあ。
