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異人たちのryoのネタバレレビュー・内容・結末

異人たち(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

もしも、
ただ抱きしめられていたら、
愛されていたら。
そして、もしも愛せていたら。

もう現実の世界では間に合わなくても、
何度も何度も繰り返し誰かを思い、
孤独な中でも、誰かに愛され、誰かを愛する事。
本当にそんな事が可能な様に思える素晴らしい世界観の作り方と、映画の物語づくり。

ウィスキーを持ってやってきたポールメスカルのあの表情が残像となり、心に残り続ける。

どうしようもできない孤独、寂しさ、悲しさ。ただその中でほんの少しだけ同居する切ない美しさ、ノスタルジー、愛、永遠。
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