もっとこう、シニカルコメディ調なのかと思っていたけど、
思った以上にちゃんとドラマしてた。
なんなら、ギャグっぽい箇所よりドラマ部分の方が多いぐらいだった。
あと意外だったのは、、というかそれを意図して作られていたのかもしれないけど、今作のドラマパートは、”黒人たち”ではなく”アメリカの家族”として物語が進んでいたことだと思う。
黒人が主軸となるドラマ映画って、やっぱり黒人の文化や立ち位置がまぁまぁ出るような作風が多いなって思う。
今、思い浮かべただけでも、ゲットダウン、ムーンライト、デトロイト、ブライドスポッティング、ボーインズンザフッドなどなど、、
どうしても彼らを主体とする場合、差別やHIPHOPなどのサグライフだっらり黒人同士のテンポのいい掛け合いがフォーカスされがちなのだけれど、それはコメディパートに詰め込まれていて、ドラマパートはあくまで”家族”として描かれていて、それが良かった。
とはいえ、コメディパートも面白かったし、
ラストは、、そういう感じねってなったけど、
まぁまぁまぁ、良かったよ。
正直言ってしまえば、最初の終わり方が本気パートならもっと好きだったかもしれない。