BROOK

ザ・ガーディアン/守護者のBROOKのレビュー・感想・評価

ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)
3.5
鑑賞日:2024年1月28日
パンフレット:770円


娘は、必ず守る――!


主演のチョン・ウソン初監督作品になっています。
”初”なので、ちょっと粗削りな部分があるものの、
韓国映画なのて、一定のクオリティはもちろんクリアしていたと思う♪


スヒョクを演じるチョン・ウソンは寡黙なキャラを熱演。
ただ、もう少し”強さ”を押し出して欲しかったかなぁ…とも。

ウジン役のキム・ナムギルとジナ役のパク・ユナの”洗濯機”コンビは結構好きなキャラなので、スピンオフとかありかもしれないね。


映画は、刑務所から出所したスヒョクがカイザー・グループの会長であるウングクが用意した愛車に乗り込むシーンから始まります。

スヒョクが向かった先はかつての恋人のところで…
彼女には自分との間に出来た娘のインビがいた。

元恋人はスヒョクに対して、”平凡”になったら来て欲しいと告げる。


次にスヒョクはカイザーグループのウングクのところへ。
仕事から足を洗いたいと言い、去っていくスヒョクは報酬の金を受け取らず。

しかし、ウングクは部下のカン理事にスヒョクの動向を調べるように指示。
さらにカン理事はスヒョクに劣等感を感じていて、ウングクには知らせずに暗殺者の”洗濯機”コンビに殺害の指示を出す。


再び元恋人にところへ向かうスヒョクだったが、目の前で彼女が倒れ…
病院へと運んでいる途中でウジンとジナの車に衝突され、元恋人は亡くなってしまう。

インビのもとへと急ぐスヒョク。
しかし、ウジンに邪魔をされ、さらにジナがインビを連れ去ってしまうのだった…。


ストーリー的には、出所した男に娘がいて、その娘の命が狙われて、、、と、良くあるパターンではある(苦笑)

スヒョクはかなりの凄腕なんだろうけど、イマイチその設定が上手く活かされていないような感じがした。
もっと激しい銃撃戦、格闘戦が欲しかった!
強いんだか弱いんだか、良く分からなかったんだよね。


でも…
カーアクションはめちゃくちゃカッコ良かった~♪
韓国映画のカーアクションってやっぱり見応え充分!
カメラワークも良かったです!!


結局のところ、組織内の内輪揉めみたいなのも入ってきて…
この辺りの展開は好きではないなぁ。

あと、ウングクが残ってしまって…(略)
きちんとケリをつけて欲しかった。


とりあえず、”そこそこ楽しめる”韓国映画でした。
韓国のアクション作品好きなら観ても良いと思います。
BROOK

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