いぬちゃん

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のいぬちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京上空にある日、巨大球体が現れ、人々はパニックに陥いり…3年後の世界の話。

前半は登場人物の紹介と日常パートが続き、少々中弛みしていましたが、後半から一気に巻き返しが起こります。

主人公の門出のお母さんは、球体を破壊するために打ったミサイルで空気が汚染されていると思い込み、ゴーグルとマスクをずっとつけている。ニュースでは、人体には問題ないと発表されているにも関わらず。キホちゃんの恋人だった小比類巻くんも、陰謀論的なのを唱えているようでした。
→今のコロナの状況みたい。知り合いで反コロナ、反ワクチンなった人いたな…。政府の言葉を信じられない人たち。

後半、いきなり宇宙人?らしき者登場。
そしておんたんがなにか過去?みたいな回想シーンを見せられる。→なんか世界線が違う過去のようでした。

門出が宇宙人を助けて、その宇宙人がもっていた道具を借りて、人助けをしていくという話です。しかし、門出は闇堕ちしていきます…。
謝罪会見をしていたアイドルや批判を受けた政治家、死んで欲しい人をネットで募集して、その人を殺したり。門出にとってはそれが正義らしい。私はデスノートを思い出しました。。

また、デデデデにはイソベやんというドラえもんもどきのマンガがあって、秘密道具を出してくれる。相棒のデベ子が秘密道具で自分をいじめた子に復讐するという話です。ダークドラえもんって感じ笑

そのイソベやんが杉田さんで、デベ子がちびまる子ちゃんじゃん!ってなったから、嬉しさと驚きで頭ぐちゃぐちゃでした。
諏訪部さんと津田さんもいるし、豪華キャストなのワクワクしました。

諏訪部さんが演じられていた、おんたんのお兄さん、キャラ好き笑 
ナルシスト?なのか厨二病?なのか
とにかく面白い

最後、巨大球体から大量の宇宙人らしき者が落ちてくるというシーンで終わりです。この者たちは何者なのか?何が目的なのか?そして、みんなの運命はどういう方向に向かっていくのか。後章に続きます。