は?プロレス物?スルーだわ。というあなた。もったいないです。本作はプロレス映画ではありません。こんな家族があったのね。涙ものです。
漫画「キン肉マン」のネタ
・"ゴッド"・フォン・エリック
・テリーマンの義足
・アイアンクローを委員長がブリッジで耐える!(笑)
これらはおそらくフォン・エリック家からなのでは。
やっと分かりました。
ザック・エフロンって確か
ガエル・ガルシア・ベルナルとか
エディ・レッドメイン系の涼しげな目元、
さわやかイケメンだと思っていたのでびっくり!
いや、もちろんイケメンですが、本作のためにあそこまで肉体改造をしたザック。すごいです。さらに全編に渡って弟思い"次男症候群"のケビンを熱演(長男は早くに亡くなっていた)。いろいろ言われてもひたすら耐えて、目標のためにひとり黙々とトレーニングする姿には心打たれるものがありました。試合も裸足!?ラストはもらい泣き。セリフも良かったです。
そうです、男だって人前で泣いていい。旧来の男らしさからの解放。本作のテーマのひとつです。
最後にボクが小4の頃、初代タイガーマスクに握手してもらったお話を。プロレスの地方興行ですね。夕方、会場の上田市民体育館の正面横で友達二人と待つことどのくらいだったか。もちろん観戦チケットなんて持っていない。
やがて車が来て後部座席から降りてきたタイガー。裏口から入ってもよかったはず。それでも雨の中、タイガーを一目見たくて集まった大勢のファンや子供たちの前にわざわざ来てくれた。
本作同様、プロレスラーがヒーローだった頃の思い出です。
ありがとうタイガー。ずっと忘れません。