もうこれドラマで良くね？明らかに続編ありきな終わり方、仲間の個性も発揮されないのは2時間の映画では尺が足りない証拠。ケレン味ある映像はザックの良さではあるけど、キャラムービーでキャラに感情移入しづらいのはキツい。
別に嫌いでもないし、極端につまらないわけでもないんですよ。
ただ1作目で引っ張った結果これか…という期待値からの落胆が大きい作品でした。
ザック・スナイダー監督が自分のやりたいことを詰め込んだ少年心のようなところは期待値しかなかったんですが、なんだか全てが中途半端で『七人の侍』からインスパイアされているとはいえ、各キャラクターの描き方が弱すぎて応援もしづらいというか…推しキャラみたいなのが全然出てこないのがキツいんだよなぁ。
ボスキャラであるノーブル提督に至っては1作目で主人公が倒したと思いきや復活して…という変遷を辿ったにも関わらず、その復活劇からの覚醒など主人公たちに立ちはだかる脅威としては弱すぎてこれまたキャラとしてあんまり印象に残りません。
〈キャスト〉
コラ/アースレイアス"傷跡を刻む者"スカーギヴァー(ソフィア・ブテラ)
タイタス将軍(ジャイモン・フンスー)
ガンナー(ミキール・ハースマン)
タラク(スタズ・ネアー)
ネメシス(ペ・ドゥナ)
デヴラ・ブラッドアックス(クレオパトラ・コールマン)
ミリウス(E・ダッフィー)
ジミー(声:アンソニー・ホプキンス)
アティカス・ノーブル提督(エド・スクライン)
摂政バリサリウス(フラ・フィー)
王(ケイリー・エルウィス)
女王(リアン・リース)
デン(スチュアート・マーティン)
※2024年新作映画51本目
※2024年自宅鑑賞28本目
