これは素晴らしかったです。
バレー界のゴジラvsコングのような作品で日向とケンマに焦点が当たる対決で作品を分析するとケンマと日向はコートの外では友達だけどコートの中ではお互いを高め合う良きライバルだということを証明しています。お互いのコート内での行動パターンや何をすれば相手が嫌がるかというのをよく知ってる同士で観てて面白かったです。思うに二人は良きライバルでありながら影山がいなかったら日向は完全に潰されてて影山が実にいい味出していました。このゴミ捨て場の決戦に相応しい内容の作品でした。もう両方に勝ってほしかったというのが正直な気持ちです。
気になったのは作画がアニメそのままでスラダンの映画のように大胆さはなかったです。あと日向とケンマの関係に集中すぎて他のメンバーが出番が少なかったです。月島はいいとして田中とか珍しく存在感薄かったです。烏野のエースくんにしてもあまり出てこなかったですし、マネージャーに至っては無でした。その辺は残念で「アベンジャーズ」並にキャラが多いなという感じでした。ただしコメデイーは冴えていました。私の劇場で隣に座っていた女性は全部がツボにハマっていたらしく全ての笑いどころがドストライクだったようです。まあ、あと最後のケンマ視点のコートでのやり合いは重ごとでした。
まあ、残念だった要素より好きな要素が多かったです。ここまでこの作品をずっと見続けて良かったと思える内容でした。
