あ

PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~のあのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶で観ました

普段ゲーム、実写のスポーツ、青春映画は
あまり観ないジャンルでゲーム関連だと
数ヶ月前に観たグランツーリスモが近い感じ

ただグランツーリスモの場合は
あくまでもゲームから現実世界、プロの道へ
という筋書きで、人の成長ドラマでもあったけど、青春ジャンルではなかったかな

翔太とお父さんのシーン
お父さんが勝つか負けるか、白黒はっきり
決めるタイプの家庭環境で育っていることを
認識できるシーンから始まっていく

亘は比較的1番裕福で温かい家庭で
育ったんだなって勝手に心が苦しくなった

翔太は父と母の関係も破綻しているし
父に少し怯えている感じもあるし
何より父は弟に対して普通であって欲しいと
望んでいたけど、翔太はそんなことは
別にどうでも良くて、
どっちでも弟達と幸せそうに生きてた

翔太が思ったことを素直に言えないのは
高校2年生の初心な恋心かと思っていたけど
そういう家庭での父と母の影響もあったのかな?流石に考えすぎ?

達郎はいまいち掴みきれない家庭だった
母は忙しなく枯れるように働いていて
父はいつもソファにいるでもスーツ着てたし
帰ってきて呑んで寝てるだけなのか
働いてないのか汲み取りきれなかった
達郎は最初こそノックしてとか言ってたけど
母に対して反抗的な訳でもないし

てか高専って5年生なんだね
学校の先生割とすきでした

達郎が人の気持ちをあまり考えないキャラだと監督は言っていたけれど、
そこまででは無かったかも
確かに授業態度や写真を無断で撮ったり
気を遣うとかは無かったけど
割と序盤で母への優しさ?は少なからず
あったから振り幅あまりなかった気がする
もう少し冷たくても良かったかも

決勝でゲーム中に暴言吐くの良くないけど
でも1番本気なのが達郎だから
多分こうなるんだろうなと
後、昔の手の怪我でモヤモヤしてる節が
あったから自分にもイライラしてる感じがね

相手校もだいぶ態度悪いと思ったけどなぁ
ゲーム大会だけどeスポーツだもんなぁ
スポーツを名乗るからにはプレイ態度も
もう少し審判の注意みたいなの無いんかな笑


でもロケリで目を輝かせる達郎が
愛おしかったです、

亘のが人の気持ち考えてない感じ
強かったかも笑笑
オタクなのに意外と強気というか
練習に誘われてLINEまで来てるのに
あそこで塾だからとか何回もサボったの
結構強気だなぁと
後予選でV見ながらプレイしててバレても
ごめんごめんって平謝りでちょっとね笑
でもだからこそ亘がV消して挑んだ時は
おまっやればできるじゃんかよっ!って
亘の人としての成長を凄く感じて嬉しかった
で、全国行ったら緊張しちゃうとこも
亘っぽさが凄い出てていいなと

翔太に関してはキャラの情報が1番多かった
家庭環境ムーブ凄すぎた
あの大会中にまさか離婚するとは
思わなかったし、弟達も居なくなっちゃうし
さらちゃんも他の人と付き合うし
高校生らしさはさらちゃんとのシーンで
凄く演出されたけど結果として無くても
良かったシーンかなぁって感じた

青春映画である以前にeスポーツ映画!!
ロケリの臨場感溢れるシーンが
もっと観たかったって感想が大きい
ゲームに入れる視点とても良かった
これもこのシーンは4dxで観たら
すごく迫力あってワクワクするんだろうな

eスポーツの題材の中でも3対3で
同じ画面の中で敵、味方が分かりやすく
尚且つルールもそんなに難しくなく
場面展開が早いという意味でこのロケリが
最適なんだなぁと映画を観てて思った

フォートナイトやAPEXだと
eスポーツ青春映画としては
描きにくいだろうなって
何より序盤で制作側も言ってたけど
人が死なないしね

知ってる人が多いサッカーというゲームを
車で遊ぶ、そしてあの重力感
映画館のスクリーンで見ると
あそこまで魅力的に描けるのかと
割と本気でロケリ、プレイしたくなった

サブタイ
"勝つとか負けるとかは、どーでもよくて"は
高校生eスポーツ青春映画にしか描けない
テーマだと思う
これが少し年齢層上がってプロゲーマーの
話になるとやはり勝敗も大事になって
きちゃうし、勿論勝ち負けが全てでは
無いけれどやっぱり青春映画だからこそ
言えるこのキャッチコピーなんだと思う

なんか他にも言いたいこと沢山あったけど
忘れちゃった
ロケリ楽しかったから多分また観ます
あ