ちょっと本読んだことある人なら誰もが知ってる東野圭吾。本作は1992年に発行された「ある閉ざされた雪の山荘で」の実写映画。
レビューの際はネタバレ禁止ということで。気をつけますがネタバレになってたらごめんなさい。
実はこの作品、東野圭吾作品の中で唯一原作を読んだことがありまして。映画化されたと知ったのが公開の2週間前のこと。に、2週間前?!なんでここまで情報入ってきてないんだ。映画好き名乗ってるのでもう少しアンテナ張ろうと思いました。
小説読む時って、挿絵とかない限りキャラクターの容姿やその場の情景って読者各々が想像して行くから、その想像と実際にメディア化された時の差が耐えられないことってあるよね。個人的にキャストを見た時、久我和幸が私のイメージと真反対すぎたんです。久我はもっとミステリアスで知的な印象があったんです。もちろん今回演じた重岡大毅を否定してるんじゃなくて、どちらかと言えば好きな役者さんなんですが、彼はちょっとおバカな元気キャラのイメージが強いので。でもこの役がオファーってこともあってなのか、彼に合う久我和幸に少しアレンジされてる感じがあってこれはこれで結構良かったです!!
見始めて最初は、「あ、ここ違う」とかやっぱ比較するように見てしまって単純に楽しめずにいたのですが後半に行くに連れて作品の面白さに比較することさえ忘れて見入ってしまいました。
30年以上前に書かれた作品なので現代の技術を上手く使って今の時代に合わせたアレンジも良かった。ミステリーなので謎が解けていくのは本当に爽快で面白い!!!!原作を読んだ人も知らない人もみんな楽しめる作品だなと感じました。
以下めちゃくちゃ余談
私のお気に入りミステリー作品の中で「六人の嘘つきな大学生」というのがあるんですが。こちらも今年実写映画が公開予定らしいです。ある閉ざされた雪の山荘でもどうやって映像化するんだと言われていましたがこちらの作品こそどうやってアレを表現するんだ?!と今から楽しみで仕方ないです。今回のある閉ざされた雪の山荘でが結構すきだなと思った方は是非六人の嘘つきな大学生見ましょ!!!!
六人の嘘つきな大学生は原作読んでなくて私が見たのはリーディングアクトというものなんですがこちらめちゃくちゃオススメです。(U-NEXTにあります)とりあえず公開までに原作読みたいと思う。