じじ

オカルトのじじのレビュー・感想・評価

オカルト(2008年製作の映画)
3.5

『戦慄怪奇ファイルコワすぎ 真相!トイレの花子さん』の前に観ておいた方が良い!と聞いたのでコチラを先に観ました


同じく白石監督の作品

妙ヶ崎という観光地で通り魔殺人事件が起きる
死亡者2名 重症者1名
たまたま動画を撮っていた女性がおり映像を入手したディレクターの白石とアシスタントディレクターの栗林はこの事件を調べる事に…

被害者の家族などに話を聞いていくと何かおかしな事に気づく白石D

死亡した2人は何か呼び寄せられるようにこの妙ヶ崎に来ているのだ
そして後に被害者が母の夢枕に立ったり実体として写真に写っていたりするのだ

重症で唯一生き残った男性に話を聞くと彼も行く前に『妙ヶ崎に行け』と声が聞こえたという
彼の刺された傷は不思議な模様になって痕が残っていた

不思議な事に犯人の男の体にあったアザによく似ているのだ
このアザは生まれつきあったらしい

生き残った男性『江野翔平』は入院中にUFOを目撃したと言い出す
しかもそれ以降も不思議な事が毎日起こり続けていると…

白石は江野に密着取材をしてみる事にする
すると確かに不思議な現象は起こるのだ
思い切って事務所に泊まってもらい自分で撮影してもらう事にする白石

すると江野の派遣で働いているリーダーが江野の予感通り江野の目の前でクルマに轢かれてしまう
そして江野が感じる所で撮影すると謎の黒い物体が空に浮かんでいるのだ

江野は妙ヶ崎で事件を起こした犯人の松木から『バトンを渡された』と言う
実は犯人の松木は事件後すぐに海に飛び降りているのだが遺体は見つからないのだ

松木の同級生に話を聞くと松木もどうやらUFOを目撃していたらしい
この松木と江野の共通点は一体何を意味しているのか?



何だか不思議なストーリーだった
『戦慄怪奇ファイルコワすぎ』にも少し似たところがある作品だった
白石監督は白石ディレクターとして出演している

何もしないのに物が落ちたり空に正体不明の物が浮いていたり現実に起きそうなギリギリの不思議な事が起きるし…

でもこの『江野翔平』って言う人はめっちゃ図々しい
ネットカフェで取材されていると平気で足りない100円を白石Dに借りたり
焼肉を奢ってもらっても遠慮なくビールも肉もめっちゃ頼む
女性ADには説教を始めるし事務所に図々しく泊まりたいと言い出すし…

その割には『神のお告げだ』とか『自分は選ばれた』とか『自分の邪魔したら何か起きるから』とかすごい自信😥

ビックリしたのは『黒沢清』監督が出演されてた事 ご自分の役で…
出演時間は短いけど結構重要な役

何だか白石ワールドにハマってしまいそう
どの作品もキャラクターにめっちゃ個性があって面白い

次はトイレの花子さんだな!💪
じじ

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