アカデミー賞撮影賞ノミネート作だけあって映像が素晴らしい。
ずっとエレガントでロマンチック。
吸血鬼の飛翔シーンもCGじゃなくてワイヤーなのとこもいいですね。
人間臭さもあるしおかしみもあるし、やっぱりロマンチック。
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監督はチリの映画監督のパブロ・ラライン。
この映画の主人公は、チリの独裁者アウグスト。
彼が実は250歳の吸血鬼だったってことにした風刺映画。
ヴェネチアの脚本賞も取ってますね。
そりゃそうだ、面白いもん。
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始まってしばらくずっと楽しいんですが
中盤で停止。
明らかに勢いがダウン。
画面もフィックスだしバストアップ多め。
物語も明らかに失速。
でもこれはわざとなんだろうなと信頼しながら耐えました。
それくらい冒頭が素晴らしかったから。
そしたら、あの飛翔よ!!
この飛翔のための、溜めだったのか!と。
あぁもう好き。
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ラストネタバレはコメント欄に。